深夜0時、キミと待ち合わせ。


「出たーっ!4枚に分けるねー」


撮影も終わり、機械の外で待っていると、出来上がったプリクラが出てきた。

柿崎さんがほとんどひとりで仕上げた落書きブースでのスタンプや文字も、綺麗に印刷されている。


近くにあった、プリクラを切るためのハサミを使って、柿崎さんが4等分に分けて、それぞれに配る。


目が大きい……。唇真っ赤。

心なしか、顔も小顔に写っているような……。気のせいかな?

髪の毛も、サラサラでキラキラになってる。


「すごいね……」


感動をそのまま伝えると、

「ねっ。紗帆ちゃん可愛く写ってるよぉ」

「柿崎さんの方が可愛い……」

「やだ、もぉーっ!」

「う」


柿崎さんに、照れ隠しでバシンと背中を叩かれた。

割と痛い。