深夜0時、キミと待ち合わせ。

「あの……」

「ん?」


私の声量だけじゃ届かなそうだったから、真夜中くんの腕を軽くつかむ。


「真夜中くんも……、プリクラ嫌?」

「まー、特に好きじゃないけど」

「そ、そう……」


言いづらい。
私は欲しい、とか。


佐伯くんも嫌がっているし、ここは私と柿崎さんだけの……


「わ、わ……!?」


真夜中くんの腕をつかんでいたはずの私の腕は、逆に真夜中くんに強くつかまれて、前に引かれた。