深夜0時、キミと待ち合わせ。

「紗帆ちゃーん!紗帆ちゃん、紗帆ちゃんっ。プリ行こ、プリ」

「あっ、うん……」


柿崎さんが私の手を引く。


「俺らは、約束通り対戦な。レイジ」

「うえー、めんどくさ……」


乗り気じゃない真夜中くんを、佐伯くんが引っ張っていこうとしたら、


「ちょっとタケくんー、タケくんたちも一緒に撮るんだよぉ」

柿崎さんが、もう片方の手で佐伯くんを引き止めた。


「え、俺らも撮んの?やだよ。キモく写るし」

「キモくなーい!可愛く撮れるのー!」

「目でかすぎたり、肌綺麗すぎたり、脚細すぎたりとかだろ?キモい」

「あと小顔とかねっ」

「こえーな」


柿崎さんと佐伯くんが言い合っている中、やっぱり真夜中くんはあくびをして眠そう。


プリクラ……。
真夜中くんと一緒に写っている私……。

どうしよう、欲しい……。