深夜0時、キミと待ち合わせ。

「あの……、ごめんなさい。眠いよね……。いつもなら、学校で寝てる時間だもんね」


それはそれで、どうかと思うのだけど。


「なんで無言ちゃんが謝ってんの。文句ならあいつらに言うからいいよ」


とか答えている間にも、あくびをひとつ。


「でも、私も……出かけたかったから。……一緒に。だから同罪……、多分」


真夜中くんは、パチパチ瞬きをして、目をこすり、「ああ」と、何かを思い出したように笑った。


「無言ちゃん、柿崎のこと好きだもんな」

「えっ」


一瞬、ドキッと心臓が怯えた。

違う、「柿崎のこと好き」は、“私”の話。