深夜0時、キミと待ち合わせ。

「もー、レイジくん紳士ーっ。ねーねー、タケくん、ののもそういうの言って欲しいな?」

「ののかはひとりにしなくても、勝手に俺についてくるから一生言えねーな」

「冷たーい!好きー!」


柿崎さんと佐伯くんの言い合いに、私はひとりハラハラ。

真夜中くんがこんなの聞いたら、きっと嫌な思いを……。

不安になって、真夜中くんを見上げると、

「ん?何?」

「ううん、なんでも……」


平常心に見える……けど。

心の中までは見えないから、分からない。

きっと、真夜中くんはふたりといるのが辛いから毎晩図書館にいるのに、今日一緒に行動するのとか地獄なんじゃ……。