深夜0時、キミと待ち合わせ。

「紗帆ちゃんと遊んでみたいなって思ってたし、レイジくんも混ぜて皆で遊べたらもっと楽しいし!」


柿崎さんがそう思ってくれるのは素直に嬉しいし、真夜中くんと学校と図書館以外で会えるのも嬉しい。

だけど……、この4人なんて、……絶対に気まずい。

真夜中くんは、きっと嫌がる……。


「柿崎さん……、あの、私……」

「あー、楽しみだなぁっ。いつもタケくんとふたりきりでデートばっかりだったし。ねーね、紗帆ちゃん、今日はプリ撮ろうねっ。タケくん嫌がるんだもーん」


い、言えない。

行けないなんて、言えない……。


「紗帆ちゃんメイク道具持ってる?無いなら、ののの貸すから、ふたりで可愛くなってタケくんたち驚かそうねっ。レイジくんのことはね、タケくんが何か別のこと言って外に連れ出してくれる予定なのっ」

「…………はい」


こんなに楽しみにしている柿崎さんを前に、今さら拒否なんて出来るわけがなかった。