深夜0時、キミと待ち合わせ。

朝食を済ませ、また一度部屋に戻った。

昨日の夜、私が来なくて、真夜中くんはどう思っただろう。

少しは寂しいって思ってくれたかな。

ううん、何とも思っていないかも……。


誰もいない図書館で、一晩中何を思っていたのかな……。


教室に入れば、きっと彼はいつも通りに眠っている。


「……」


かばんに今日読む予定の本を入れ、柿崎さんより先に出ようとしたら、

「あっ、待って紗帆ちゃん。今日はののと学校行かない?」

「え……、いいの?」

予想外の申し出に、頬が紅潮する。

それって、友達みたい……。


「うんっ。でもね、男子寮に寄って、タケくんとも一緒なんだけど大丈夫?」

「私は大丈夫だけど……」


私、ふたりの邪魔にならないかな?