深夜0時、キミと待ち合わせ。

今は、朝から晩まで離れたくないって気持ちが分かりやすいくらい伝わっていたから、最初からずっと好きで仕方なかったのだろうと決めつけてしまっていた。


「最初は、違う人が好きだったの?」

「うん、そう。その人、タケくんの友達なんだけどね。だから、ふたりで仲良く喋ってると、タケくんが絶対割り込んでくるの。ぶっちゃけ邪魔だったよ」

「……」


そんな、邪魔だとすら思っていた人と、どんな心境の変化が……。


「でね、ののは、隣の人が好きで、結構いい感じだったし、もうね、すぐ告ろうって思ったよ。なのにさ!」

「!」


ボスンッ!と、空気を殴るような音が聞こえたのは、枕から。

びっくりした。
枕殴った……。


「フラれたの。絶対、彼ものののこと好きだって思ってたのに」


柿崎さんは、プーっと唇をとがらせた。