深夜0時、キミと待ち合わせ。

こんな、机でも外でも寝ちゃう人が、中学の時は居眠りするような人じゃなかったなんて信じられない。


あの佐伯くんが同室だってことは、夜に真夜中くんが居ないことを知っていて、気にしてない……らしい人。


「……真夜中くん、本当にちゃんと仲がいい友達いたんだね」

「え、なに、今ディスった?」

「あ、ごめんなさい、違う……、そんなつもりじゃなくて……」


真夜中くん本人から「中学の時からのツレ」だとは聞いていたけれど、実際に接しているのを見たのは初めてだったから。


「仲はいいけどさ、毎日同じ部屋で顔合わせんのも結構キツいけどね」

「そうなの?」

「せめてクラスだけでも別でよかったと思ってる」

「そうなんだ……」


私だったら、柿崎さんとクラスも同じが良かったけどな……。


「俺は、あいつと一緒だと、我慢ばっかりしてる。無言ちゃんには分かんないよ。関係ないことだし」