深夜0時、キミと待ち合わせ。

またレモンティーを一口。

……甘い。


真夜中くんを見てしまうと心臓の音がおかしくなってしまうから、空を見上げることにした。

青空に、ゆっくり流れる雲。

今日は、本当にいい天気。


あの雲、猫の形。可愛い……。


「あ……」


だけど、すぐに伸びていって、形が変わっていく。

猫の耳の部分が、ふわんと丸くなって、


「……ハートだ」


思わぬ変化にひとりで感動していただけのつもりが、


「ほんとだ。ハートだね」

「っ!?」


返事が返ってきた。

重たい肩を見ると、真夜中くんの瞳がパッチリ開いている。