「っ……、はぁ、はぁ……」 私、何で逃げちゃったんだろう。 私の知らない彼を知れることが嬉しい反面、それが怖いと思ってしまった。 胸の真ん中が、ぎゅうって……する。 息苦しい。 ……走ったからだ。 喉の渇きを潤すためにごくんと飲み込んでから、私は購買へ向かった。 早く、外の空気が吸いたい。 少し気分も晴れるかもしれない。