深夜0時、キミと待ち合わせ。

「いた……」


ヒリヒリする。

何やってるんだろう、私。


「……」


ひとりが好きだった。

だって、そのほうが楽だから。

人と関わらなければ、その分だけ自己嫌悪に陥(おちい)らなくて済む。

本に囲まれた、ひとりの世界だったはずなのに。


私はいつの間にか、“ふたり”になるために、ここに来ていた。


真っ暗。

静か。


「さみしい……」