深夜0時、キミと待ち合わせ。

「真夜中くん、どこ?」


机の上で手を探り探り動かしていたら、本に当たったらしく、バサッと風を巻き起こして床に落ちた。


「ど、どこに行ったの?やだ……」


涙目になっている自分に気がついて、さらに動揺する。


私、ひとりで平気だったはずなのに。


怖いのは暗いことじゃなくて……


「あっ!」


自分がどう動いているのかも分からず、椅子から落ちてしまった。

膝が痛い。

すりむいたかどうかも見えない。