「えっ…!
かっ、可能性は無きにしもあらずですっ。
…えと、将来的に?
なので今日は!おはよう…
と頑張って…のキスですっ」
言いながら、それぞれを片頬ずつに落としてく。
「それ、すごい頑張れる…
毎日頼むよ」
「ん〜…
ドキドキがマンネリ化しませんかっ?」
「はい。
むしろ、増えてく事を誓います」
なんて、右手を顔の位置まで挙手すると…
2人の笑い声が溢れた。
*
*
*
「…まっ、そのうち自分にピッタリな欠片が見つかるよ」
「…かもな。
けど俺さ…
まだ結歌の事が好きなんだ…」
あれからずっと…
景色は鮮やかなままだった。
ただ、キミの居ない時間がモノクロなだけで。
巧は少し驚いた顔を向けて…
だけどそれはカミングアウトに対してだった。
「…だろうな」
一言漏らして、溜息の後に続けた。
「あの時は悪かったな…
俺まで別れを促すよーな事言って…」
「お前は何も悪くないよ。
逆の立場だったら、俺も同じ事言ってたよ」
かっ、可能性は無きにしもあらずですっ。
…えと、将来的に?
なので今日は!おはよう…
と頑張って…のキスですっ」
言いながら、それぞれを片頬ずつに落としてく。
「それ、すごい頑張れる…
毎日頼むよ」
「ん〜…
ドキドキがマンネリ化しませんかっ?」
「はい。
むしろ、増えてく事を誓います」
なんて、右手を顔の位置まで挙手すると…
2人の笑い声が溢れた。
*
*
*
「…まっ、そのうち自分にピッタリな欠片が見つかるよ」
「…かもな。
けど俺さ…
まだ結歌の事が好きなんだ…」
あれからずっと…
景色は鮮やかなままだった。
ただ、キミの居ない時間がモノクロなだけで。
巧は少し驚いた顔を向けて…
だけどそれはカミングアウトに対してだった。
「…だろうな」
一言漏らして、溜息の後に続けた。
「あの時は悪かったな…
俺まで別れを促すよーな事言って…」
「お前は何も悪くないよ。
逆の立場だったら、俺も同じ事言ってたよ」



