「いえ、多分…
気付いてるのは、店長と私だけです。
店長は早坂さんの事、すごい気に掛けてるし。
私は…
私は早坂さんの事が好きだからっ…」
その気持ちには、気付いてた。
それでも他店への勉強に付き合ってたのは…
少しでも自分の辛さが紛れれば、他の事はどうでも良かったからだ。
第一女への憎しみだって…
今はどうでもいいだけで、無くなった訳じゃない。
それに"守りたい"なんてセリフも、気に入られる為か偽善としか思えない。
守られたいだけの、裏切る生き物だから。
でも。
結歌を愛して、
その愛を失う辛さを知った俺は…
今までバカにしてきた感情が、理解出来るようになってて。
震えながらも、必死に気持ちをぶつける彼女が、いじらしく見えた。
「ありがとう、なのかな…
けど、女の子に守ってもらうつもりはないよ」
「…っ、だったら、付き合って下さい!
そして私を守って下さい!
辛いのも忘れちゃうくらい、いっぱい守らせます!
…あれっ?
そーじゃなくてっ…」
どうやら、テンパってる様子。
気付いてるのは、店長と私だけです。
店長は早坂さんの事、すごい気に掛けてるし。
私は…
私は早坂さんの事が好きだからっ…」
その気持ちには、気付いてた。
それでも他店への勉強に付き合ってたのは…
少しでも自分の辛さが紛れれば、他の事はどうでも良かったからだ。
第一女への憎しみだって…
今はどうでもいいだけで、無くなった訳じゃない。
それに"守りたい"なんてセリフも、気に入られる為か偽善としか思えない。
守られたいだけの、裏切る生き物だから。
でも。
結歌を愛して、
その愛を失う辛さを知った俺は…
今までバカにしてきた感情が、理解出来るようになってて。
震えながらも、必死に気持ちをぶつける彼女が、いじらしく見えた。
「ありがとう、なのかな…
けど、女の子に守ってもらうつもりはないよ」
「…っ、だったら、付き合って下さい!
そして私を守って下さい!
辛いのも忘れちゃうくらい、いっぱい守らせます!
…あれっ?
そーじゃなくてっ…」
どうやら、テンパってる様子。



