恋愛図書館

あの頃も、この7年間も。
キミがどれだけ俺を想ってくれてたのか…

キミは何も悪くないのに、
どれだけ自分を責めて来たのか…

そしてどれだけ桜菜を愛して、
どれだけ必死に育てて来たのか…


胸が激しく打ちのめされる!!




ー虐待のトラウマを抱えて子育てを覚悟するのは、並大抵の事じゃありませんー

どんなに壮絶だっただろう…!


"私の中にも潜んでるモンスターが、暴れ出しそうで怖いです。
助けて下さい…"

キミの言葉が胸を貫く。



虐待の連鎖への恐怖は、参加したグループカウンセリングで学んだし…

俺だってトラウマから、家族に対して怖さや不信感を抱いてたし…

1人で子育てする親父の苦労を見て来たから…
その辛さは余計解る。


なのに俺は知らなかったとはいえ、そんな状況に追い込んで…

キミとの最後に、憎しみの目を残した。




キミは笑顔を残してくれたのに。

俺は確か…


存在ごと無くなれ、とか…!?