《○年4月の、メッセージ本を贈ります。
今日はみんなで花見に行きました。
行き先はもちろん〜、G公園です!
といっても、桜菜を麻里ちゃんと木曜休診のダンナさんに任せて…
私だけ仕事です!
なので昼休憩に抜け出して、ちょっと覗いただけでした。
それでも相変わらず、すごい絶景で…
道哉に見せれないのが残念です。
って毎年ゆっちゃうほど、その景色はホントにヤバくて!
教えてくれた麻里ちゃんに感謝しなきゃです。
いつか一緒に見られたら…なんて。
きっと、もっともっとキレイだろうナ。
最初から負ける気満々だった私は、桜の化身失格だけど。
次に生まれ変わったら、その時は…
ずっと隣に居させてね?》
《○年5月の、メッセージ本を贈ります。
今日は、道哉のお父さんの命日なので…
今年もティラミスを作りました。
この頃ずいぶんしっかりしてきた桜菜も、真剣な様子で手を合わせてました。
道哉はまだ、私の事を恨んでますか?
それともとっくに、忘れちゃってますか?
たまに、無性に泣きたくなります。
狂おしいほど道哉を思って泣きたくなります。
泣かない!泣かない!って踏ん張って、
代わりに楽しさを見つけようとしてるのに…
道哉と出会ってから、涙腺コントロールが困難です。
楽しさのプロなんて、まだまだ先だね》



