恋愛図書館


それから、あっとゆう間に就寝時間が訪れて…


「じゃあパパ、えほんよんでー?」

照れくさいリクエストを受ける事に。


本棚にズラリと並んだ、口がバッテンのうさぎの本を取って、表紙を開くと。



「–––––っ!」



「…

どーしたの?パパ…」


「っ…
いや、何でもないよ…」


そう誤魔化して、絵本を読み始めたら…

はしゃぎ疲れてた桜菜は、早々と眠りに落ちていった。



俺はすぐにページを見返しに戻して。
胸を震わせながら、視線でそれをなぞった。




《○年8月の、メッセージ本をおくります。


今日は海デビューをしたね!

はじめての波をこわがるどころか、ともだちになってた桜菜は、きっとお魚さんみたいにおよげるよ!
そしたらママにおしえてね?

かわりにママは、しあわせのビーチをおしえます。
そこで、ハッピーアイテムのかいがらを2つ見つけたら…
"ゆうき"がもらえるかもしれません!

いつか行けるといいね!》