*
*
*
「誕生日おめでとう」
付き合って最初の、結歌の誕生日。
プレゼントの箱をテーブルの上に差し出すと…
「うわ、おっき!え、なんだろぉ〜!
ね、開けちゃうよっ!?」
キャッキャとはしゃぎながら、開封を手掛けるキミ。
「ええ〜!!クレープメーカ〜っ!?
うっそ、ホントにっ!?
わ、嬉しい!え、嬉し〜〜っ!
しかもこれっ、本格的じゃん!!
も〜〜ぉ道哉っ、ありがとうっっ!」
賑やかな笑顔で感激する様子に…
俺の胸が撫で下ろされる。
最近クレープ作りに凝ってるキミは、フライパン調理での焼き具合や匂い移りに納得いかないようで。
力量に相応しい、プロ仕様のものを贈る事にしたんだけど…
実際はそこまで求めてなかったかもと、不安だった。
「喜んでくれて良かったよ。
じゃあさ、さっそく焼いてくれる?
中身は俺がイタリアンクレープに仕上げるから」
「焼くっ!!
うわ、なんか楽しみっ!
じゃあスイーツクレープは私が作るねっ?
でわ早坂クン!
まずはクレープカフェのオープン準備を始めますっ」
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「誕生日おめでとう」
付き合って最初の、結歌の誕生日。
プレゼントの箱をテーブルの上に差し出すと…
「うわ、おっき!え、なんだろぉ〜!
ね、開けちゃうよっ!?」
キャッキャとはしゃぎながら、開封を手掛けるキミ。
「ええ〜!!クレープメーカ〜っ!?
うっそ、ホントにっ!?
わ、嬉しい!え、嬉し〜〜っ!
しかもこれっ、本格的じゃん!!
も〜〜ぉ道哉っ、ありがとうっっ!」
賑やかな笑顔で感激する様子に…
俺の胸が撫で下ろされる。
最近クレープ作りに凝ってるキミは、フライパン調理での焼き具合や匂い移りに納得いかないようで。
力量に相応しい、プロ仕様のものを贈る事にしたんだけど…
実際はそこまで求めてなかったかもと、不安だった。
「喜んでくれて良かったよ。
じゃあさ、さっそく焼いてくれる?
中身は俺がイタリアンクレープに仕上げるから」
「焼くっ!!
うわ、なんか楽しみっ!
じゃあスイーツクレープは私が作るねっ?
でわ早坂クン!
まずはクレープカフェのオープン準備を始めますっ」



