どうしてあの時、キミと向き合えなかったんだろう…

どうして簡単に、キミを諦めてしまったんだろう…

どうしてもっと、キミの心を知ろうとしなかったんだろう…



今さら後悔しても、どうにもならなくて。


それでも後悔の念は、尽きる事なく押し寄せる。








「会いたいよ、結歌…」


思わず呟いた言葉を、寒風がさらってく…




だけど俺の覚悟はもう揺るがない。


必ずキミを見つけ出して、もう1度…

心にそう誓って。



さらわれた言葉がキミに届いてくれたら、
なんて願った。