「終わってませんっ、終われないんです!
お願いします!
もう1度チャンスを下さいっ!」
「っ、だから止めて下さい!
もうすぐ主人も帰って来ますしっ…
近所の目も考えて下さい!」
「すみません…
でもご迷惑を承知でお願いします…!
このままじゃ帰れません。
どうか結歌さんと、会わせて下さいっ…!」
「もうっ…、中に入って下さいっ」
キョロキョロと周りを伺って…
玄関内に通してくれた。
「すみません、ありがとうございます…」
「いいえ。了承した訳じゃありません…
第一、あの子と会いたいのは私達の方ですから!」
耳を疑った…
完全な行方不明を思わせる言葉。
「まさかっ…
ご両親の前からも、居なくなったんですか!?」
「居なくなっただなんてっ…
人聞きの悪い事を言わないで下さい!
ちゃんと連絡は来てますっ。
父の日だって、母の日だって、私達の誕生日だって。
プレゼントと一緒に、いつも手紙が添えられてます…!
ただ誰にも甘えず自立がしたいと、こっちから連絡が取れないだけです…」
お願いします!
もう1度チャンスを下さいっ!」
「っ、だから止めて下さい!
もうすぐ主人も帰って来ますしっ…
近所の目も考えて下さい!」
「すみません…
でもご迷惑を承知でお願いします…!
このままじゃ帰れません。
どうか結歌さんと、会わせて下さいっ…!」
「もうっ…、中に入って下さいっ」
キョロキョロと周りを伺って…
玄関内に通してくれた。
「すみません、ありがとうございます…」
「いいえ。了承した訳じゃありません…
第一、あの子と会いたいのは私達の方ですから!」
耳を疑った…
完全な行方不明を思わせる言葉。
「まさかっ…
ご両親の前からも、居なくなったんですか!?」
「居なくなっただなんてっ…
人聞きの悪い事を言わないで下さい!
ちゃんと連絡は来てますっ。
父の日だって、母の日だって、私達の誕生日だって。
プレゼントと一緒に、いつも手紙が添えられてます…!
ただ誰にも甘えず自立がしたいと、こっちから連絡が取れないだけです…」



