不良と呼ばれた君に、私は恋した




「…葉月ちゃん、ごめん!今日は学習室に行くね!」



「……また蓮斗先輩…?」



「うん。蓮斗くんはみんなが思ってるほど悪いひとじゃないってば!」



蓮斗くんは、みんなに誤解されている。



だったらそれを解けばいい。



蓮斗くんはいい人なんだって、みんなに知ってもらう。





……だけど。



やっぱり知ってもらいたくない気もする。



だって、

優しい蓮斗くんも、

可愛い蓮斗くんも、

かっこいい蓮斗くんも、

皆に知られてしまうんだよ?



何か、嫌だ。



どうすれば、いいんだろ。