なんて思っても。

時は過ぎていくもので。



「次、最後の曲です。

聞いてください。


『star』」





…あたしの1番好きな曲。

心に染みて、世界に引き込まれる。




「君が笑うたび、

僕は君から目が離せない。


君の言葉一つで、
君のちょっとした態度だけで。


僕は僕じゃなくなってしまう。



くさいってわかってるけど。

それはきっと"恋"という名の魔法に
かかってしまったからなんだね」




これで楽しい時間は終わっちゃう。

そう思うと途端に気分が沈んでしまう。



「美優。

お前今終わっちゃうのかって思って沈んでんだろ」



え、なんでわかったの?



「お前見てたらわかるから。

こんなときは来れただけでよかった、って思っとけ」



…龍先輩優し。

また2人で来れたらいいな。



龍先輩がもしよかったら。



もっと一緒にいたい。。