涙も枯れてきた。


それと同時に何だったんだろう今までの人生。


この流星で仲間として生きてきた私はもう、要らないんだ。


最後の力で立ち上がって私は告げる。


「さようなら。」


涙で顔がグシャグシャで、体は痛くて歩くのも辛くて。


それでも、私は歩き続けた。


家に帰ると、誰もいない。いつもの事だけど。


いつものことに思えない。今まであったこと、何だったんだろうな。



眠れば治るのかな?私の意識は消えていった。