何その自演自作。


「そうだぞ、咲紀。お前がそんな最低なやつだとは思わなかった。」


なんで騙されてるの、流生。


私達、仲間だったんじゃないの?


こんなすぐに崩れちゃうんだね。


周りを見ればみんな軽蔑した目。


あぁ、私ってこんなちっぽけで必要のない人間だったんだ。


「みんなに、信じてもらえるような人じゃ無かったんだね。」


悔しかった。私は、何も信じてもらえない人間だってことが。


悲しかった。今まで何を見てきたんだろうって。


「咲紀、お前って最低なやつだな。早く出て行けよ!!」