……なんでだろう。なんで、
「何でみなさんは、私を受け入れてくれるんですか?」


どこから来たかわからない私なんかを、どうして…。


「それはさ、俺らの総長が連れてきたやつだぜ?良い奴に決まってるじゃん。それに、お前は他のやつと違うって分かんだよな空気っつーか。なんつーか。」


翔也君…。遥ちゃんはやっぱり凄いね。だってさ、みんなにすごい信頼されてるじゃん。


私も、こんな短期間なのに遥ちゃんのこと信頼してるもん。


「うぅっ。これからよろしくお願いします!!精一杯戦います!!」


私の目標は、なんだろう。


…………ここにいれば、きっと見つかるそんな気がする。


今日から私、王龍の一員です。