ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 授業中
    • 教室
    • 告白

    ちょっと俺様だけど、時々優しさを見せるコウキ。

    密かに彼を好きだった私は今回の席替えで偶然にも隣の席になったことに内心ガッツポーズをした。

    「あ、教科書忘れた。悪い、見して。」

    さらっと言ったコウキは何でもないように机をくっつけた。

    「うん、いいよ。」

    緊張と嬉しさで心臓がバクバクいってる。
    でもコウキは何とも思ってないことが切ない。

    隣の机をチラッと見ると、ノートの端に何か書いている。

    "好きな奴とかいるの?"

    も、もしかして私に聞いてる?しかも本人から聞かれた…!

    手が震えるのを抑えながら書いた。

    "いるよ"

    "それってさ"

    そこまで書いてコウキの手が止まり、小さな声でぼそっと言った。

    「俺じゃね?」

    動揺しながらばっとコウキの顔を見ると、赤くなりながらこっちを見ていた。

    「その顔は期待していいんだよな?」

    机の下、手が重なったのは2人だけの秘密。

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    • 幼なじみ
    • WD2019【お題】
    • 校舎裏
    • 髪クシャ

    あの日


    ずっと繋いでいたその手を
    自ら離した


    幼馴染でも
    教師と生徒と言う立場



    トクベツになんて出来るはずがない



    満面の笑みで
    綺麗な箱を受け取る君の隣には
    もう俺はいない



    『これでよかったんだ』



    そう自分に言い聞かせ横を通り過ぎたはずなのに



    俺はまたその手を掴み
    走り出していた



    「どうしたの?」



    聞こえないフリをして
    校舎裏へ行けば



    人気のない場所で
    顔を寄せキスをしたー・・



    「‥もう遅いよ」


    困ったような顔で
    目に涙を浮かべる君は
    囁くような声でそう言った


    壁に寄りかかり君の背中を見送る



    「‥なにやってんだよ」



    1人取り残された俺は



    ポケットの中にある小さな箱のように
    行き場を失った


    後悔してももう遅い‥


    髪をクシャッとかきあげ
    無機質な空を眺めていた

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    • 同級生
    • 廊下
    • 頭ぽんぽん

    「おい、日夏(にな)!」

    ドタバタと騒がしく走る君を呼び止める

    「どうしたの?翔(しょう)」

    鈴のような声で呼ばれるぼくの名前

    ぼくがこの学校に転入して1ヶ月
    ぼくには未だ日夏以外の友達はいない

    「日夏、顔色悪いぞ?何かあったのか」

    事情はさっき目の前で現場を見てしまったのだから、知っている
    しかし、本当の事は言えなかった

    「ん?そんなに顔色悪い?夏バテかな...」

    (いやいや、今日は真冬だぞ...)

    そんな言葉を心の奥底に押しやり、ぼくは日夏の腕を掴んで引き寄せた

    「日夏、あんまり無理すんなよ
    何かあったらすぐ俺の事呼んで欲しい」

    なんて図々しく言ってしまったが、よかったのだろうか…(汗

    心休めでしかないが、少しでも日夏の心が軽くなるよう願いを込めて日夏の頭を優しく撫でた

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感想ノート

絶対値のゆくえ (aona/著)

安心してください。受かりますよ!

  • 氷月あや様 はじめまして!感想&レビューありがとうございます!実は私も、好きな作家さんのところでお名前拝見しておりまして氷月様を存じ上げておりました。感想頂けて嬉しいです!そして、イケメン~と僕の幸せは~を読んで頂けていたとは!わーーーー本当に嬉しすぎます!!嬉しすぎてパソコンの前で踊り出しそうになりました笑。本当にありがとうございますm(__)m

    短編賞のお祝いの言葉も頂き、ありがとうございます!
    レビューに頂いた『将来、絶対値で括ることができたとき…』や、感想に頂いた『これからがスタート』の言葉から、とても温かい目線で2人を見守って頂けたんだなあと思い、私まで心がほくほくしております。

    氷月さんも転校を隠されていたご経験がおありなんですね…。いずもよっくんも自分ではどうにもできない事情を抱えて、悩み続ける切ない展開になってしまいましたが、2人のゆくえを優しく見守って頂きありがとうございます!2人の心情をリアルにつかんで書けたか不安だったので、リアルさを感じて頂けてほっとしております。

    そして、私もロック大好き人間なので、ロック好きな方と出会えてうれしいです(*´∀`*)ストロベリーフィールズ、タイトル負けしないように頑張ります!(あわあわ!笑)
    本当にありがとうございました!!

    aona   2016/04/12 00:53

  • 初めて感想ノートにお邪魔させていただきます。
    はっちゃけててポップで正直で純情な『イケメンすぎてドン引き!』と、キラキラとずるさの配分がリアルな『僕の幸せは、星をめぐるように。』も、実は以前に読ませていただいています。
    『絶対値のゆくえ』では、遅れに遅ればせながら、短編賞受賞おめでとうございます。


    『絶対値の行方』、転校を隠していた経験がある私にはとてもリアルでした。
    中学3年生にとって、とても大きな嘘をつき、悩み続けていた2人が、切なかったです。
    そのぶん、これからがスタートなんだと予感させるラストが印象的でした。

    今回も素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
    今まで読み逃げばかりで、失礼いたしました。


    更新されている『ぼくらのストロベリーフィールズ』、タイトルが素敵すぎます。
    ビートルズを始め、ロック全般が大好きです♪
    音楽系の作品、また読ませていただきます。

    氷月あや   2016/04/09 09:16

  • 宝希☆/無空★さま はじめまして。『絶対値のゆくえ』読んで頂きありがとうございます。
    絶対値、私も思い出せなかったので、実は数学の単元の情報を調べながら書きました…。
    いずとよっくんはすれ違ってしまい、残念な思いをさせてしまって申し訳ございませんでしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
    感想ありがとうございました!

    aona   2016/03/25 00:21

  • ガラケーなのでしばらくお別れです。
    よっくんといずが離れ離れになって昔の私なら上手いと思ったのが今の私では残念に変わってしまいました。絶対値、全然思い出せません。情けな。
    私は癌他の病と戦います。

    宝希☆/無空★   2016/03/23 14:11

  • ココア46さま はじめまして!『絶対値のゆくえ』読んで頂きありがとうございます!感想頂けてめちゃくちゃ嬉しいですm(__)m
    自分の高校受験の時の雰囲気や人間関係を思い出しながら作った物語ですので、受験生の方に共感して頂けて本当に嬉しいです!!
    短編賞のお祝いの言葉もありがとうございます。これからも楽しい作品が書けるよう頑張ります!本当にありがとうございました(*´∀`*)

    aona   2016/03/09 22:55