「もし・・・もし、ね?他の人が下手だって 言ったとしても、私は、すごく好きだ よ。愛ちゃんの絵。とっても上手いと思う よ?」 エミちゃん・・・ 「ありがとう・・・」 考えたこともなかった。 満足の行かない絵でも、その絵は自分にし か書けない。 たった一人の、松澤愛にしか、書けないも の。