二人は困惑した顔で私をチラリと見たあと椅子に座った。 そこからは二人への質問攻め。 「彼女いるのー?」 「部活何入ってるのー?」 「どこの中学校だったのー?」 二人は笑顔で..... いや、悠斗は真顔だったな。 陽斗もひきつった笑顔でなんとか答えていた。 昼休みの終わりのチャイムがなる頃にはぐったりとしていた。 そしてよぼよぼと自分のクラスに入っていった。