私はいつも二人先生がいたから、普通だけど。
横をチラッと見る。
よかった。
悠斗と絢香は普通に話している。
ほぼ初対面だけど、うまくやれてるみたい。
ほっとしていると、下から女性の声がした。
「陽斗ー!ちょっといい?」
「はーい。」
その声は二人のお母さんだった。
「ごめんね。りっちゃん、ちょっと一人で解いてて。」
「うん。」
陽斗が出ていき、部屋は三人となった。
.....うーん。
さっき自信たっぷりにうんなんて言っちゃったけど、早速わからない問題が....
陽斗もすぐ帰ってくるだろうし、もう少し悩んでみるか.....


