「席につけー」
先生がやってきて、みんなそれぞれのクラスや教室に戻っていった。
朝はいつも今日の基本的な連絡をして、すぐに終わる。
その間私はまともに話なんか聞かなくて、外に舞っている桜の花びらを眺めている。
そんなことをしていると、話はすぐに終わって、みんな自由なことをしているなか、私は一時間目の準備をしていた。
前の斎藤さんは鏡を開いて髪をいじっている。
時間割を確認すると、一時間目は音楽だ。
ここは四階で、音楽室も四階。
でも時間がかかることに変わりはない。
移動しないと.....
そう思い斎藤さんの横を通り、教室を出ようとした。


