最高学年になったこともあって、いじめはエスカレートしていった。


今日もいじめをしていた。


「うぅ....う.....」


「んー。結構金あんじゃん。最初から渡せばよかったのに。」


トモはその子を置いて歩き始めた。


私の感覚も麻痺してきて、なにも思わなくなってきた。


グループの子はトモに続いていく。


もちろん私も。