連れていかれたのは、人通りが少ない校舎裏だった。


嫌な予感がさらに強くなる。


そこには斎藤さんと行動を共にしている人たちが待っていた。


一対八人


向こうの方が多い。



すると、斎藤さんが口を開いた。


「ねぇ、風間くんたち紹介してくれない?」


「なんで、今そんな.....」


風間は悠斗と陽斗の名字だ。