まぁ二人が出ればの話だけどね。
「ねぇ!立花さん!」
「なに?」
二人のことを考えていると、声をかけられた。
顔を上げると私の前に運動会実行委員会の子がいた。
「学年リレー出てくれない?」
「ええ!?」
足がそんなに速くない私になぜお声がかかるんですか!?
予想していなかったお願いに驚く。
「選抜リレーに速い人たち出すことにしたの。立花さん遅くないし、これあんまり点数に響かないから、お願い!」
リレーは掛け持ちしてはいけないというルールがある。
私の前で手を合わせる彼女に私は、
「......わかった」
断ることができずに首を縦に振った。


