双子王子に愛される!?





もしかしたら家の前にいるだけで関係はないのかもしれない。



でもその人の横を通り過ぎるのが怖くて立ち止まる。



関係ないなら、早くどこかに行ってほしい。



すると、その男の人がこちらに振り返った。



目が合う。



その瞬間その男の人はニヤッと笑った。



一気に背筋が寒くなるような、気持ち悪い笑い方。




一歩ずつ近づいてくるのに合わせて、一歩ずつ後ずさる。




怖い怖い怖い。