向かった場所は人気がないところで、言いようのない不安が押し寄せた。 向かって一番最初に目に入ったのは、一番仲がいい子が泣いている姿。 私はぎょっとしてその子に駆け寄った。 「どうしたの!?」 「近づかないで!!」 でもそれは周りの子によって止められてしまった。 「なんで......?」 いつも一緒に笑いあってる子たちが泣き、そして怒りに満ちた顔で私をにらんでいる。