なんて言うか、今日の悠斗はかっこいい。
さっきまで女子がいて見れなかったけど、悠斗はいつもと違った格好をしている。
いつもは無造作に流されている髪も今日は、オールバックのように後ろで固められているし、ワイシャツも何個もボタンが開けられている。
なんと言うか...色気が...
なんだか見ているこっちが恥ずかしくなって、目をそらす。
「あー疲れた。」
悠斗が固められていた髪をガシガシとかく。
それによって、固められていた髪が崩れる。
悠斗は心底疲れたように息を吐いた。
きっと短時間でもすごく働いたんだろう。


