今日、文化祭が終わったら絢香は悠斗に告白する。



歩いていると一際目立つ人だかりがあった。



......一年四組だ。


「四組って......」



絢香がつぶやく。



「うん。...陽斗のクラスだね。」



ということはこの人だかりは陽斗目当てだろう。



看板には私たちと同じカフェと書いてあった。



「行ってみる?」



「うん。」