「最初はついていけば風間君の家がわかると思ってやったの。でも段々一緒にいる立花さんが邪魔に思ってきて....だからストーカーみたいなことしたら離れて行ってくれると思って...」



「ふざけんなよ!お前律花の気持ち考えたことあんのかよ!」



悠斗が怒鳴ると、女の子は泣きながら走り去っていった。



「よかった.....」



女の子だったし、なにもされなかった。



女の子ってわかったとき、一言怒ってやろうって思ってた。



でも悠斗が怒ってくれてなんだかすかっとしてどうでもよくなった。



「なんで言ってくれなかったの?」