双子王子に愛される!?



陽斗side


「りっちゃん!?」


りっちゃんが目の前で倒れそうになるのを受け止める。


呼びかけてもぐったりして反応しない。


とりあえず首の後ろと膝の裏を支えて持ち上げる。


「えっ!見て!」


「キャー!お姫様だっこ!?」



帰りの校内は人が多くて騒がしい。



気にしないで保健室まで連れてきた。



中に入ると保健室の先生がいた。


「あら。またこの子はイケメンに連れてこられて...」