「倒れないでよ?」 「だから大丈夫だって。」 あははとごまかして歩き出す。 話をそらして学校まで戻った。 次の日。 昨日の帰りも人の気配がして走って帰った。 そしてまたよく眠れなかった。 寝ようと目を閉じても、あの日の記憶が流れてきて、目が覚める。 変な汗をかいて余計に眠れない。 何日もちゃんと寝てないからふらふらする。