「ほんとはこんなキャラじゃないんだけど、ジンクスにでもあやからないと勇気がでなくて。」


絢香はあははーとごまかすように笑った。



「応援するよ。頑張ってね。」




黒い感情をオレンジジュースと一緒に飲み込む。


「うん!ありがとう!」


そう言って笑った絢香は、とても可愛くて。



恋をしてるんだな、って感じた。