後はもう、あなたの好きなように。

〖アハハ
  早かったね。〗

幸せは長くは続かないものなの。

それは私たちが一番よく知ってるでしょ。


〖そうだね。
  あたしたちは神様に見放されてる
  のかな?〗

どうでもいいわ。

〖怖いよぉ!〗

ねぇ、本当にみんなを守れる?
傷つかない?

〖うん!
  でも、ほかの人はしーらない!〗

っ!!
・・・・・・・。

〖あたしたちは何かを犠牲にしてしか
  生きられないのよ。〗

分かってる。

〖でも、そんなに誰も巻き込みたくないなら
  良い考えがある。〗

良い考え?

〖そう!
  だからあたしにまかせて!ね!〗

うん。
どうせ、私には何もできないんでしょ?
あなたに全て任せるわ。
どうか・・・・
みんなを守ってね。




乃「分かってるよ。
  私はあたしで
  あたしは私。
  二人で一人。
  私がずっと守ってくれたから
  あたしがいるの。
  今度はあたしが私を助けるからね。」


〖・・・・・・。〗

乃「フフ・・・
  おやすみなさい。」