少しみんなで話をしていた
すると

<キャーーーーーーーー!!!!>

廊下から女どもの煩い叫び声が。

要「耳が腐る・・・。」

結「まーまー」

達「何事でしょう?」

光「知らね。」

彩「乃愛瑠と族のこと以外興味ねぇもんな
  光輝は!」

「誰あれ!!」
「かっこいい!!」
「てかめっちゃお金持ちそう!!」
「リムジンで来てたらしい!!」
「やっば!!声かけてこよ!!」
「あ!!ずるい!!」

煩い声はだんだん近づく。

達「こっちの方へ来ますね。」

結「誰かね?」

彩「廊下通るんじゃね?」

騒がれていた人が扉から姿を現す。

<・・・・・・。>

瞬間みんな息をとめた。
この世のものとは思えないほどの
端整な顔立ちの男の人だった。

男は部屋の中へ入るわけではなく
廊下から教室を見渡す。

こちらを見た。

目があう。
とたんに緊張がはしる。

なんだこれ・・・・?

男は彩人の隣で寝ている乃愛瑠を見る。