ガチャ
「ただい・・・」
パン!!
「・・・っつ!
なにすん─────」
「あんたのせいよ!!!!!」
??
意味が分からない
帰ってきていきなりおふくろに
頬を叩かれた
「・・・んのことだよ!!」
「・・が・・・・・・・・・・。」
「あぁん?」
「美零が・・・・
変な男たちに・・・・!!」
泣きながらそう言った
「だ・・・誰にだよ・・・?」
「知るわけないでしょう!?
言ったじゃない!
迷惑はかけないでって!!」
「・・・・・。」
「最低!!
あの子になにかあったらあんた
・・・・・・・・・
絶対許さないよ!!」
「・・・・・。」
バタン!!
俺は外に出た
走った
美零のいそうなところ
公園
学校
図書館
友達ん家
本屋
駅
コンビニ
とにかく探し回った
そのとき
~♪
俺の携帯がなった
「・・・もしもし・・・」
乱れた呼吸を整えることなく
電話に出る
相手は・・・・・
『よぉ♪
久しぶり?
あんときのお礼をしようと
思ってな!!』
「誰だよ。」
『はぁ?
忘れたのか?
先週お前にぼこぼこにされた
もので~す!』
「わりぃけど
弱い奴の顔は覚えねぇんだ。」
本当のこと
顔を覚えるのが苦手な俺は
いちいち顔は覚えない
『・・・・・・あっそ。』
「で、礼ってなんだ?
喧嘩なら後に────────」
『クク・・・』
「何がおかしい?」
『いやぁ・・・
妹探してんの?』
「!?
なんで知って・・・・・・・
まさか!!!!」
『(ニヤ)
そうさ!!そのまさかだよ!!
可愛そうになぁ!!
お前みたいな兄を持ったせいで
関係ない子が傷つくなんてさぁ!!』


