結「要人ー?
  それは僕の位置だよぉ?
  甘えん坊は僕一人でいいの!!」


  ギュ


結城も加わる
いつもどおり!

あ、でも少し違うや


光「おい!
  さっさと離れろ二人とも!!」

要「いや・・・。」

結「光輝もすればいいじゃん!」

光「・・・チッ・・・」


舌打ちですか
怖いですね~
俺様ってぇ

達「声出てますよ
  乃愛瑠さん。」

乃「ぅえ!?」

光「・・・・。」

乃「キャハ♡
  ごめんなさ~い(*^_^*)」

光「・・・・まあいい・・・・。」

あきらかに怒ってんじゃん・・・
怒りん坊なんだからぁ・・・・・・・

そのとき


  グイ!!!


乃「ひゃ!!」

すごい力で抱き寄せられて

乃「・・・!」

頬にやわらかい感覚が・・・・・・
今のって・・・・

光「フッ
  顔真っ赤。」

乃「なななな・・・・・
  何すんのよ!!」

光「うっせぇ。
  乃愛瑠が悪いんだよ、ほかの男に
  抱き着いてっから・・・(ボソッ)」

乃「え?なに?聞こえない。」

光「・・・なんでもねぇ。」

達「やきもちやいてるからってさすがに・・・。」

彩「せやな~、
  俺でもやらんわ。」

結「スケベ・・・」
要「変態・・・」

光「あぁん?
  何つった?」


ぎゃあぎゃあ騒ぎ出す
これもいつもどおり
なのに
なのに
私の胸はいつも以上に高鳴っている
顔も赤いのがわかる・・・

乃「(あつい・・・)」

光輝に
キスされた頬が
まだほんのり感覚が残っていて
そこだけがやけにあつい・・・・・・


もーー!!
調子狂う!!

乃「もう!
  煩いよみんな!!
  早く学校行こう!!!」

<ああ。(はい。)(うん!)>


みんなと一緒に走る
学校までもう少し
そして、きっと裏切るだろうその日まで
時間がないことに気づいているからこそ
今を大切に生きたい
もう少しだけ・・・・・・・
お願いします
神様・・・・・・



乃愛瑠side
end