廊下、教室
そこまでは何もなかった。
しかし・・・


  クスクス


・・・・・。

私の席は
落書きでいっぱい。
しかも悪口・・・。
やっぱりこれは悲しいかな・・・。

でも、これくらいでは泣かない。
こんなのは我慢できる。
子供じゃないんだから。




そう自分に言い聞かせ
机の交換をするため荷物を置いて
廊下に出た。



私はまだまだ甘かった。

帰ってきたら荷物はぐちゃぐちゃ、
教科書は破かれ、
ジャージも絵を描かれてたり
破かれてたり・・・・。





乃「(私がなにをしたっていうの!?)」



分からない。
華子が・・・・




このまま嘘をつき続ければ
苦しむのはもちろん私。
でも、それだけじゃない、
仲間だと信じてる黒狼のみんな、
彼らは優しい、
だから傷つきやすい・・・。