年下のキミと甘い恋を。



屋上から教室に戻っている途中、タイミング悪く山川先生とばったり会ってしまった。


1年生の教室からでてきた山川先生を見つけた莉緒は逃げるように走って行ってしまった。


「──ッ!」


山川先生はそんな莉緒に手を伸ばしたけど、すぐにおろした。


「……山川先生」


後ろから声をかけると山川先生はゆっくり振り向いた。


「柏木か…
かっこ悪いとこ見せちゃったな…」


力なく笑う山川先生。


「先生、ちゃんと謝ったほうがいいよ…?」

「あぁ…わかってる…」


声も弱々しくて心配になる。


「なんで、好きになっちゃったんだろうなぁ…」


廊下の窓から空を見上げる山川先生の横顔はとても辛そうで悲しそうで胸が締め付けられた。


神様はいじわるだね。


こんなに想い合ってる2人をこんなにすれ違わせちゃうなんて。


「あっ!お前もう授業だろ」