年下のキミと甘い恋を。



私には莉緒は自分の気持ちに気がついていてそれでも気づかないふりをしているように見えた。


莉緒は少し考えてから口を開いた。


「まだ…わからない」


そう言って俯いた。


その横顔はとても辛そうな顔をしていた。


莉緒はきっと───…


「莉緒、急かすわけじゃないけど自分の気持ちに素直になりなね?」

「……うん、ありがとう!」


ふわっと笑う莉緒。


少しは元気になってくれたかな…?


顔を覗き込む私に気づいた莉緒はにこっと笑ってくれた。


「楓菜のおかげで元気になった!!
だいすきーっ!!」


ガバッと抱きついてくる莉緒。


莉緒を受け止めつつ、そのまま後ろに倒れこむ。


そのまま2人でじゃれあっていると1時間目終了のチャイムが鳴った。


「教室もどろっか」


パンパンッとスカートをはたいて立ち上がる。