年下のキミと甘い恋を。



教室はだれもいなくてあたし1人の貸し切り状態。


これじゃ学校来た意味ないよ…


とりあえず、持ってきた数学と英語、理科の問題集を机の上に置く。


「あれ?蒼井?」


なにからしようか、と悩んでいるとドアの方から声をかけられた。


そっちへ、顔を向けると山川が立っていた。


「なにしてんの?1人で」


教室にはいり、ドアを閉めてこっちに寄ってくる山川。


「宿題わかんないからさー。
誰かに教えてもらおうと思ってきたら誰もいなくてどうしようかなぁ、ってとこ」


ふーん…と興味なさげに頷くと山川はある提案をしてきた。


「じゃ、俺が教えてあげよっか?」


もちろんあたしは二つ返事で了承。


喜ぶ私を見て山川は可笑しそうに笑った。


「どこ?」


私の前の席の椅子を後ろに向けて机を挟んで向かい合う形で座る。


「ここと…ここと…あとこれ全部。」